UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

キャリア

殿(しんがり)を誰が務めるべきか

いまの日本の若手がやるべきは、10年後かそこらにやってくるハードランディングに備えて、黙々と修行を続けていくことなのではないか。いまあるあれこれがもう持たないとなった時に、大きな非連続が起きる。その時に力を発揮できるようにするには何が必要か…

大きな仕事を小分けする:博士論文執筆セミナー

全学の博士論文執筆セミナーに行ってきた。 参加者は自然科学系と人文・社会科学系のPh.Dの学生で、博士論文をどうやって書いていくかの戦略を90分で説明するというもの。 これが予想外によくて、ラップトップでとったノートが何ページにもなった。 口を酸っ…

大きな決断をするときに

この1年半の間に、キャリアについて大きな決断をしました。このため、その理由を公式(面接とか)、非公式(飲み会とか)にたびたび聞かれてきました。 その時々に、できるだけ正直にお答えしてきたつもりではあります。しかし限られた時間に長い時間話し込…

異分野をつなぐもの

官庁で分野横断的なプロジェクトを立ち上げたり、大学で文理融合プロジェクトだとか、学際的な学科を作ったりしても、期待した成果を上げられないことが多くあります。分野によって使われる概念、(暗黙の)ルール、常識、インセンティブが異なるので、それ…

もしもゴールにたどり着けたとして

新しいことを始めるときの最大の障害は、自分にはできないかもしれない、チャレンジしても無駄なんじゃないかという不安だと思います。 この不安にとらわれてしまうと、頭の回転が止まり、前向きに考えることが難しくなります。仕事やプライベートで、自分も…

辞職願:The die is cast.

本日、理事長に辞職願を提出しました。 昨年の同時期にも大臣に対して提出しているので、辞職願を提出するのは初めてではありません。しかし、前回と違い、今回は日本での雇用を失うことを意味するため、提出するのに予想以上に勇気がいったのが正直なところ…

幸せなキャリアの一条件: できること、やるべきこと、やりたいことが重なるとき

大学時代、就職活動を前にして迷っていた自分に、とある先輩からこういうことを言われました。 どこに就職しようか迷ったら、 ① できること(過去) ② やるべきこと(現在) ③ やりたいこと(未来) この三つを考えてみるとすっきり整理できるよ。 先輩の言…

アジ研ワールド・トレンド2015年5月号に座談会の記事が載りました

途上国開発に関わる方にはおなじみのアジ研ワールド・トレンド。 その2015年5月号(特集:地方自治体による国際環境協力)の座談会に僭越ながら参加し、自分の仕事や問題意識などについてお話しさせていただきました。大ベテランのお三方との座談会は、実体…

信頼は個人に紐づく

出張でベトナムに来ています。カウンターパートとディナーをしながら考えた話。 日本だと、異動に伴って担当が変わることがあっても、組織と組織の付き合いという意識が強いので、そんなに大きな影響はありません。どこの誰だかわからなくても、組織名と役職…

決断

今日、バークレーにオファー受諾のレターを、その他の2校にはお断りのレターを送りました。 これで、この8月から、UCバークレーの公共政策大学院 (Goldman School of Public Policy | University of California, Berkeley) 及び再生可能エネルギー研究所 …

3つの選択肢

昨年からのPh.D出願にあたり、以下の三つの本命校を絞り込みました。 カリフォルニア大学バークレー校(Ph.D in Public Policy) Goldman School of Public Policy | University of California, Berkeley ランド研究所政策大学院(Ph.D in Policy Analysis)…

Connecting the dots

これまでに実務家として、政策立案に携わり、国内外の中央・地方政府、国連機関、企業等と一緒に問題解決に取り組んできました。これから研究の世界に入っていくときに、直接的にはその経験を使えないとしても、何かしらの形でつなげていけたらいいと思って…

自分で決めたことだから

新しい世界に飛び込むときや、新しいことをはじめるときは、身がすくむものです。うまくいくかどうかなんてぜんぜんわからないし、投じたエネルギーや時間は報われるんだろうかと不安になります。選択をした後でも、気持ちをしっかりともっておかないと、な…

岐路

いままでに、キャリア的な観点からの大きな分かれ道はこんなものがありました。 理系か文系か(16歳) どの大学を受けるか(18歳) どの学科に進むか(20歳) 大学院(日本、修士)に行くか就職するか(22歳) どこに就職するか(24歳) どの大学院(米国、修士)に行く…

なしとげる人の方法論

なにかをなしとげることができる人には共通点があるもの。成功する友人や、仕事でご一緒する方々など、色々な人たちを観察してきて、そう思うに至りました。それは人生をかけるような大きなことをなしとげることだけではなくて、スポーツを始めるとか、資格…