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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

殿(しんがり)を誰が務めるべきか

いまの日本の若手がやるべきは、10年後かそこらにやってくるハードランディングに備えて、黙々と修行を続けていくことなのではないか。いまあるあれこれがもう持たないとなった時に、大きな非連続が起きる。その時に力を発揮できるようにするには何が必要か…

大きな仕事を小分けする:博士論文執筆セミナー

全学の博士論文執筆セミナーに行ってきた。 参加者は自然科学系と人文・社会科学系のPh.Dの学生で、博士論文をどうやって書いていくかの戦略を90分で説明するというもの。 これが予想外によくて、ラップトップでとったノートが何ページにもなった。 口を酸っ…

政策を考えるときの2つの軸 ②: 政策と政治

<a href="http://phdryugaku.hatenablog.com/entry/2015/09/03/132540" data-mce-href="http://phdryugaku.hatenablog.com/entry/2015/09/03/132540">政策を考えるときの4つの軸 ①: 政策対政治、政府対市場 - バークレー研…

政策を考えるときの2つの軸 ①: 政策と政治、政府と市場

学校が始まって1週間がたちました。 授業に一通りでて(いわゆるショッピングウィーク)、今後2年間のコースワークを固めたカリキュラムメモを指導教官に説明してサインをもらったり、GSI(TA)として週二回の演習を教えたり、1回目の宿題を作ってウェブ…

はじまり

今日からようやく秋学期がはじまりました。 12時ちょうどに最初の授業が終わってビルの外に出ると、5年ぶりに聴くSather Towerのベルの音楽が大きな音で鳴り響き、強烈な夏の太陽の光が降り注ぐ中、昨日までと打って変わってキャンパスには学生があふれかえ…

Our time is limited.

渡米までにいろいろやるぞーと思っていたのですが、数ヶ月前に予定していたことの数分の一しかできないまま、渡米まで残すところあと数日となってしまいました。健康保険や年金や税金など、これまで十分理解できてなかった実務的なことを新たに学べたのは収…

組織の変化、社会の変化、個人の変化

最近のニュースで出ていた、大学の職業学校化や国際化、霞が関の国会対応の話を聞きながら、考えたことです。 日本の伝統的な組織、例えば官公庁や大学、で働いたりした経験があると、組織を変えていくにはとても長い時間がかかることが理解できます。看板を…

専門知識を公開すること

バークレーの修士時代にブログを書いていました。もともと、当時外国に住んでいた妻に元気だと伝えるつもりで始めたブログで、身の回りのことやこれからの予定など、雑多なことを書いていました。 そんなブログの中で、7月や2月といった大学の試験シーズンを…

形にしないと消えてしまうもの

たとえば何ヶ月もかけて考えたこと、仕事や研究を通じて必死になって学んだこと、何かをきっかけに強く感じたことや気づいたこと。こういったことは、自分の中では大切なものです。 しかし、これまでの経験上、そういったことは一、二年もすればぼんやりとし…

信頼は個人に紐づく

出張でベトナムに来ています。カウンターパートとディナーをしながら考えた話。 日本だと、異動に伴って担当が変わることがあっても、組織と組織の付き合いという意識が強いので、そんなに大きな影響はありません。どこの誰だかわからなくても、組織名と役職…