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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

蔵書

若いうちは「いつか読むから」と思って、月2万円を書籍代に費やし、せっせと本を買い込んでいました。しかし30歳になるころ、もう一生かけても読み切れない本を持っていることに気が付きました。それからは、もう読み返さないと思う本はせっせと古本屋に売り(せいぜい消費税程度の値段しかつきません)、読み返す本を本棚に残すようになりました。

自分は趣味といえば読書くらいしかないので、過去25年以上、年間50冊から100冊くらいの本を読んできました。ざっと計算すると、最低でも1000冊以上の本を読んでいることになります。蔵書数はもっと多いです。

真面目に何かを勉強したらわかるように、一度よんだだけで理解できる情報って、良くて半分程度、難しければ1割っていうことも少なくありません。本当にきちんと身に着けたければ、最低でも2回、3回と読まないといけないものです。これは教科書でも、小説でも一緒。

20代のころの自分からすれば、なんだかつまらない読書の仕方だと思ったと思います。時間なんていくらでもあると思っていたころには、今のような心境になるなんて思ってもみませんでした。しかし、家族がいて、仕事も忙しく、読書にあてられる時間が限られているなかで、しっかりと身につく読書をしようとすると、こうするしかないのです。

これからしばらくアメリカに行く前に、自分の蔵書を整理し、アメリカに持っていく本(たぶん英語の本だけ)を選びたいと思います。こうした棚卸しができるのは、引っ越しのささやかで数少ない効用の一つです。