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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

本棚

読書

渡米に向けて持ち物の整理をしています。アメリカに持っていくもの、日本に残していくもの、手放してしまうもの。そうした分類をしています。

なかでも自分の蔵書の整理をしながら、改めて自分の興味の変遷を目の当たりにし、感慨深いものがありました。本棚をみると、その人の歴史がわかるものです。

霞が関に入ってからは、まず法律がわからないと仕事にならないので、本当にたくさんの法律関係の本を読みました。今回、整理をしていて一番驚いたのがこの種の本の多さでした。

入省して4年後にアメリカに留学してからは、経済学とエネルギーに興味が移りました。英語の本や論文の大量なストックを見ると、この時期は本当によく勉強しましたんだなと思います。

帰国してからは、どんどん責任と部下の数が増え、さらに出向して経営陣に加わるに従い、リーダーシップ、マネジメント、政治力学、パブリックスピーキング、人事、管理会計などの本が増えていきました。どのように組織を経営していくかに腐心していたことが見て取れます。

これから大きなキャリアチェンジをするにあたり、れぞれの分野で得た知識が直接役にたつわけではありません。例えば、段ボール箱何箱にも詰まった法律書の使い道は当面(一生?)ありません。正直、そこに費やした時間と労力を思い出すと、むなしさを感じて悲しくなるのも事実です。一生懸命線を引きながら読んだ本を、可燃ごみとして捨てるのもつらい。

だからこうして得た知識や経験は、タイムリーにアウトプットして広く公開していかないと、投じた努力が報われないな、それは切ないな、と改めて思いました。短い人生、make differenceしてなんぼですから、アウトプットのタイミングをこれまで以上に意識していきたいと思うのでした。