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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

信頼は個人に紐づく

キャリア 考えたこと
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出張でベトナムに来ています。カウンターパートとディナーをしながら考えた話。

 
日本だと、異動に伴って担当が変わることがあっても、組織と組織の付き合いという意識が強いので、そんなに大きな影響はありません。どこの誰だかわからなくても、組織名と役職があれば、きちんと対応してくれます。日本の場合、信頼は組織に紐付いている、ということができると思います。
 
これに対して、僕がこれまで付き合ってきた海外の政府や国際機関の人たちは、面白いくらい違う反応を見せます。異動によって新しく来た日本の担当は、日本の組織間の付き合いのように無条件に信頼されることはまずありません。仮にドナーとしてお金を出している組織であっても、新任の担当者は、重要な情報を得たり、腹を割って本音の協議をするためには、ゼロから信頼を勝ち取っていかなければいけません。つまり、信頼は組織にではなく、個人に紐付いていると言えるでしょう。
 
ここをちゃんと理解せず、日本の感覚で仕事をしてしまうと、海外の組織と仕事をするときには大きな問題があるものだよなあと、長年の仕事のカウンターパートからの愚痴を聞きながら再確認したのでした。
 
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