UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

「大阪都構想」の住民投票

大阪都構想が否決されました。その賛否については、大阪市民でも府民でもない僕には何もいえることはありません。ただ、2012年に僕が大阪に来た時に、とんでもない人気を誇っていた橋下市長と維新の会(当時)でさえも負けてしまうのだなと、改めて政治、そして選挙の難しさを感じています。住民投票があと一年早ければ、あるいは違う結果となったのではないでしょうか。


2017年4月に大阪都に移行することを前提に、つまり大阪市を廃止して都と特別区に権限や予算を移管することを前提に、大阪市は過去何年間も予算と組織定員を決定し、着々と準備を進めてきました。これからは、時計の針を巻き戻すがごとく、大幅な方針転換を迎えます。ご本人はあんなことをおっしゃっていますが、橋下市長の代わりになる人なんてどこを探しても見つかりません。彼のカリスマによって作られた大阪の政治地図は、今後数年かけて、また大きく塗り替えられていくでしょう。
 
蛇足ながら、橋下市長には、自分のプロジェクトについて一対一でブリーフィングをさせていただいたことがあります。私のような若造に対しても常に絶やさない笑顔と腰の低さ、ご説明内容を一瞬で頭に入れて直後の会談でその内容を話される頭のキレ、部長室よりも小さな小さな市長室など、いろいろなことに感動したのを覚えています。45歳としてはおそらく日本で最高の政治、行政、メデイア経験をお持ちの若きリーダーとして、今後のご活躍を期待したいと思います。
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