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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

専門知識を公開すること

バークレーの修士時代にブログを書いていました。もともと、当時外国に住んでいた妻に元気だと伝えるつもりで始めたブログで、身の回りのことやこれからの予定など、雑多なことを書いていました。

 

そんなブログの中で、7月や2月といった大学の試験シーズンを中心に人気を集めてきたエントリーが、こちらのホテリングルールをまとめたものです。通算でもトップ5に入るくらいのアクセスを集めてきました。勝手にコピペされて、他のサイトに一言一句同じ文章が盗用されたりもしました。

 

mppryugaku.exblog.jp

 

これ自体、そんなにたいしたことは書いていないうえ、非常にマニアックです。それでも日本のインターネットには学術的・専門的な情報があまり載っていないので、こういう記事にアクセスが集まるのだと思います。

以下のエントリーでも書いたとおり、英語には非常に充実したWikipediaだけでなく、大学の先生のウェブサイトや、シンクタンク、議会事務局など、別に高い専門書を買わなくても質の高い学術的・専門的な情報に、インターネットを通じて無料でアクセスできます。僕の持論ですが、この点だけをもってしても、英語に投資することは十分ペイするのではないかと思います。

逆に日本語ではインターネット上に専門的な情報はあまりのっていません。タダで情報を公開するのはもったいないと思うからなのか、英語の情報量とは全く比べ物にならないのがとても残念です。

mppryugaku.exblog.jp

 

それだけではなく、そもそも日本語では公開されていない情報というのが、特にパブリックな分野では相当多いのです(以下のエントリー参照)。これについては思うところがあるので、またいつかエントリーを起こそうと思いますが、日本には高い言語と専門性の壁をうまく利用した、国外情報のゲートキーパーがいることが多いですね。だからいわゆるガラパゴスになりやすいのです。

 

mppryugaku.exblog.jp

 

前置きが長くなりましたが、このような問題意識を持ち、本ブログでは、自分の分野の学術的・専門的な情報を発信していくことを目指したいと思っています。当てられる時間は限られていますが、これも自分が研究の中心地にいる幸運を得たことの責任だと考え、少しでも日本に貢献していきたいと思います。