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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

リテラシーが必要です

官庁や大企業などに属していて、新聞やテレビで業務のことが報じられると、その後に寄せられる問い合わせに答える対応メモ(私がいた組織では記事解説と呼ばれていました)を書く機会があると思います。私もこれまでに何十枚と書いた経験があります。

 
この記事解説、記事を要約し、今後の問い合わせへの回答要領を書くのですが、その記事がどの程度事実なのかを分類することになっています。
 
1. 事実である
2. 一部を除き事実である
3. 一部を除き誤りである
4. 誤りである
 
例えばこんな分類に丸をつけて、回答を書くわけです。
 
さて、私の10年程度の経験からすると、ほとんどが2または3に分類されていました。公表時期が来ていないので言えないということもありましたが、大体は純粋に情報として誤っているものだったと思います。
 
さて、裏とりも行っているはずのマスメディアでさえそうなのですから、ウェブメディアはもとより、個人のブログやSNSによる発信はほとんどが何らかの誤りを含んでいるはずです。特にウェブメディアではセンセーショナルな見出しを好んでつけますので、受ける印象は本質とは全然違っていたりすることもよくあります。確信犯なのでしょうが、最初から疑ってかからないと危なくて仕方ありません。そういう何らかの(ある場合は致命的な)誤りを含んだ情報や言説があっという間に拡散されているのを見ると、背筋が寒くなることもあります。
 
自分の専門に近いことであれば、間違いが多いな、とすぐにわかります。実際間違った情報が立派な方の名前で著名なメディアに堂々とのっていたりします。逆に自分が土地勘を持っていない場合、相当慎重に情報をとらないといけなくなりました。難しい時代になったものです。いわゆる情報リテラシーが必要な時代です。
 
 
理想的には自分で一次情報にあたりにいけばいいのですが、そんな時間、普通ありません。このため、大事なのは信頼できる専門家を分野ごとに何人か目をつけておくこと、情報ソースは複数持っておくこと、それらをベースに、鵜呑みにしないで批判的に自分の頭で考えることでしょうか。
 
危ないのが、ご自身の専門分野ではしっかりとしたことをいっているのに、それを外れると全く信頼性が落ちるという場合です。あくまでもその専門分野に関してだけ信用するのが基本です。
 
これらを踏まえて、このブログでは自分の専門に近い分野に絞って、できるだけ正確な情報を発信していきたいと思っています。
 
以上、適当なことが堂々とかかれているのを立て続けに読んでいたたまれなくなったので、自戒を込めて書きました(汗)。正しい情報を得るのは簡単ではないですね。
 
 
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