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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

定期的に同じテストを受けよう: 社会人になってからの英語の学び方②

以前に書いたエントリでは、whatについては書いたものの、howについて何も書いていませんでした。これから何回かに分けて、どうやって足りない時間とモチベーションを駆使しつつ、英語を学んでいくかを自分の経験に基づいて書いてみようと思います。

phdryugaku.hatenablog.com

 
まず上記のエントリに書いたとおり、仕事で英語を使う環境を作るのが王道です。ただしいきなりそんなもの作れと言われてもどうやればいいかわからないというのが普通の反応かと思います。
 
そのための私のおすすめは、三年間、半年ごとに同じテストを受け続けるというものです。以下にその理由を説明します。
 
まず、年に一度くらいの人事面談や人事カードの提出では、毎回英語を使う部署の希望を出し続けます。その上で、本気であることを表現する客観的な証拠を出すのが効果的です。一番わかりやすいのはTOEICやTOEFLでダントツのスコアを提出することです。
 
この"ダントツ"の意味は組織によって違います。TOEIC600点が平均なら、まずは730点くらいで良いでしょうし、平均がもっと上ならもっととらないといけません。仕事で英語を使うレベルにはテストの点数はあまり関係ありませんが、まずは頑張っているというフラグを立てることが目的です。
 
さて、このテストの活用というのは、フラグを立てるためだけではなく、むしろ自分を追い込むという目的のために有効な方法です。社会人は仕事でクタクタになっていると思いますので、そんな状況でも英語に取り組む強い動機を自ら創り出す必要があります。具体的な目標なしに頑張ることは難しいです。
 
私の場合、社会人になってから3年間、半年に一回ずつ定期的にTOEFLを受けました。いまの為替レートだと一回三万円くらいのテストですが、英会話学校に行くと思えばやすいものです。TOEFLはよくできたテストなので、四技能の実力推移がよくわかります。また、難しいテストの方がモチベーションアップという意味では効果的です。
 
大事なことは、同じテストを定期的に受検するということです。社会人が自発的に勉強するとき、ペースメーカーになれるのは自分だけです。またテストをかえてしまうと、PDCAが回せないので同じものを受けましょう。
 
受けるテストは、できるだけご自身の興味関心に近いものが良いでしょう。TOEFLは米国の大学院への留学を希望する方には非常に向いています。ただし、自然科学や社会科学の基本的な単語がわからないときついので、純粋にビジネス英語を鍛えたいという方には向きません。そのような場合、TOEICがよいと思います。
 
テストは準備ができてから受けるのではなく、機械的に半年ごとに登録してしまいます。準備ができる前に受けるともったいない、などといっているとずるずると受けられなくなってしまうので、感情は一切挟まず登録します。
 
さらに、目標値とその期間を最初から決めておくことが前提です。英語を使う部署ならこれくらいは最低ほしいというスコアが各社あるでしょう。それを上回る点数はを設定してどこかに書いておきます。公表する必要は全くないですが、漫然と受けると効果は半減します。目標値と実際の点数の差を眺めながら、どういう力をどのように伸ばせばいいかを検討します。
 
以上は英語を滅多に使う機会のない社会人の動機付けとPDCAのインフラ、ペースメーカーとして、定期的なテスト受検をご説明しました。
 
ただし、テストを受けるだけで英語力が伸びるわけもありません。次回は、具体的にどのように英語力を伸ばしていくかをご説明したいと思います。
 

phdryugaku.hatenablog.com

 
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