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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

プレゼンは引き算

昨日、終日にわたって研修の講師をやってきました。

今回は昨年に引き続いて二年目だったので、その経験を踏まえてずいぶん内容も変えてみました。その変更点によって、完全とはいえないまでも昨年に比べてずっと理解してもらえたと思います。

何をしたかというと、発表内容を数分の一に間引きました。昨年は初めての講義ということもあり、あれもこれもと重要なことを盛り込みました。それが消化不良を引き起こしてしまったように感じていました。

研修の講師としては、その場で全部理解してもらえなくても、数年後、受講生が業務を実施するなかで、「あの時言っていたのはこういうことだったのか」とひざを打ってもらえればそれでよい、という考え方もあります。しかし、基本的には授業の中で概ね理解してもらえる、これは役に立つなと思ってもらうことが大事だと思うのです。

そこで、今回は、絶対に押さえてほしいところ以外はどんどんと削り、コア中のコアのポイントだけを残しました。そして、そのポイントを、事例を使ったり言い換えたりして、丁寧に説明しました。勇気のいることでしたが、やはりメッセージに集中して聞けるので、受講生の皆さんの反応も良かったと思います。カバーできない部分は増えましたが、それは本を紹介することで割り切りました。

ただ、それでもまだ盛り込みすぎた点はありました。反省です。

 

プレゼンは、最重要ポイントだけを残すこと。そしてその最重要ポイントのみを、事例を用いて丁寧に説明すること。そしてそれ以外の付帯的な情報は、別紙で伝えるか、Q&Aのときに伝えるようにすること。

 

これをやるためには、「聴衆が本当に知りたくて必要な情報」と「聴衆の特性を把握した上で、理解できるようなデリバリーの方法」を考え抜くことが必要です。簡単ではないですが、心に刻んでおきたいです。

プレゼン資料を作るときは、あれもこれも伝えたいと、「足し算の思考」になってしまいがちですが、むしろ意識して「引き算の思考」で取り組むべきだと思いました。

 

この考え方を身に着けるうえで、プレゼンテーションzenが参考になります。

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