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UCバークレー留学記

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)での思考の記録。

本は繰り返し読んでこそ

読書

本から何かを得たいとき、一度読んだだけで全てが身につくことはまずありません。数回は繰り返し読み込んで、やっと本の中で筆者が伝えたいと思っている情報や概念が身につくものです。

 

年に数十冊読むのも良いでしょう。僕も大学生から社会人四年目くらいまで、そういう読み方をしてきました。でも、修士留学を終えてから、本に対する考え方が変わりました。一回読んだくらいじゃ「わかった気がする」だけなんだと。自分の血肉にして、アウトプットのために使おうとすると、数回読まないと十分ではない。もっと言えば、問題演習をするなり、論文を書いて議論するなりしないと、「わかったつもり」から「本当にわかった」に移ることはできないのです。

 

何度も読む必要があるというのは、通読する必要があるといっているわけではありません。問題意識を持って、気になったところを何度も読み返すほうが効果的です。また、同じテーマの本を10冊ほど買い込み、横断的に数冊平行して読むのも良いでしょう。

 

たくさん本を読んだほうがいい、という世間の風潮があるように思いますが、個人的にはどうかなと思います。天才でもない限り、重要だと思える本を何度も読み返すほうがずっと「理解すること」に対して謙虚で信頼が置けるような気がします。

 

「誰がなんと言おうと、自分はこのことについてわかった」と心のそこからいえるような分野を作り、それを使って論文を書いたり問題解決をしたりできるようになっていきたいです。